その17
で、まとめとして私なりの今後の予想ってことで。
まず、オタクワールド内のみで見ればゆっくりとならば嗜好の変化はありうるでしょうが、社会現象が劇的に何かが変化する時というのは外部からなにかしらの暴力が加わる時です。 これは何もオタクワールドに限ったことではないですが。 で、外部からの要因としては経済的なものが一番強い。
つまり、シナリオとしてはまずこのままデフレスパイラルと共に不景気が加速した場合、企業がオタクサイドのマイナー志向(オタクワールド内で世界観を補完し合えればいい → 製品なんか買わない)をどこまで許容するかにかかっているでしょう。 限界を突破した場合、まず企業側はこれまでの清算を迫ってくる。 具体的には突破口として曖昧な部分を曖昧な部分として許さないグローバルスタンダードのルールを持って訴訟という手段に打って出る可能性が大きいかと思われます。 オタク的な要素を持つ人間は何より外部から自分の世界を破壊されることを嫌悪するので一時的に反発は激しくなるでしょう。 なにかしらの事件かもしくは行動が起こるかもしれません。
結果としてオタクワールドの一部は叩き潰されるかもしれませんが、曖昧な部分を曖昧な部分として許さないという論理性のある行動をとることの裏返しで、グレーゾーンの大半は訴訟の対象外とせざるを得ない可能性が高い。 そのような法的に裁けない部分は、システムの改変という方策も考えられますが、それよりも再び宮崎事件当時のような拡大理論によって倫理的、PTA的な圧力がかかることは避けられないでしょう。 これはあのような事件が再び起これば一気に加速するはずです。
しかしながら、社会全体の嗜好はインターネットの普及とTVのデジタル方式への移行によって今後ますます多様化していくと思われるので10年20年のスパンから考えた場合、オタクワールド全体としてはプラスマイナスゼロあたりで落ち着くのではないでしょうか。
2003/01/08(Wed) 05:32
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